税法科目免除対象の大学院入試のための研究計画書について
こんにちは。のんだくれわんこです。
今回は、税理士の税法2科目を免除とすることができる、税法科目免除対象の大学院入試で必要な、研究計画書について綴りたいと思います。
まず、研究計画書とは、簡単に言うと、「貴大学院で〇〇を研究させてください!」という思いを面接官に伝える、いわばラブレターのようなものです。文字数やフォーマットは大学院ごとに異なりますが、合否を決めるのに一番重要な書類となります。
研究計画書を書く際に私が留意した点は、
①実務経験に基づくテーマであること
②独自の視点で問題定義していること
③社会的意義のある研究である、という事を伝えること
①につきましては、私の場合、実務経験に基づいたテーマにすることにより、より文章に説得力が増したと感じております。ある方は、「研究計画書は、自分の人生観を伝えること」とおっしゃっていましたので、私も自分の人生観を研究計画書に詰めました。
実務経験が無い方については、修士論文でよく用いられている論点を参考にテーマを考え、自分なりにどう研究したいかを書くと良いのではないでしょうか。
②については、いわゆるパクリではないということ。研究計画書の書き方についての多くの書籍が出ており、大学院に合格された方の合格体験記が紹介されていますが、これらは参考にするまでに留めた方が良いと思います。独自の視点から問題定義することで、教授の目に留まるのではないでしょうか。
③については、 大学院は「社会的意義のある研究をする場」であると思いますので、研究計画書の締めとして意識しました。「この〇〇の研究をすることで、〇〇の観点から、社会的意義のある研究であると考えている」、という文章を最後に用いることで、研究計画書が締まります。
結局のところ、「貴大学院でこの研究をしたい!」という熱意が伝われば、大学院の入試は 良い結果が出るのではないでしょうか。
次回は、実際に大学院を受験した際に、面接でどのようなことを質問されたかを綴りたいと思います!
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